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🌟第6号メールマガジン配信🌟 絵本と演劇で紛争を止める 現場密着キャンペーン

  • 執筆者の写真: peacecellproject
    peacecellproject
  • 6 日前
  • 読了時間: 9分

【第6号メールマガジンの内容】

・子どもたちの想像力が紛争を止める?!「楽しい学びの輪」を更に広げたい

・国立・ドホーク大学 紛争予防ワークショップ やってみてどうだった?👂


こんにちは!

一般社団法人ピースセルプロジェクト(以下PCP)インターンの三溝亜優と申します。

いつもPCPの活動を温かく見守ってくださり、誠にありがとうございます。


本日は、イラクの平和構築の「今」を濃く、近く、深く、深く伝える「絵本と演劇で紛争を止める ―現場密着キャンペーン―」のコンテンツとして、メールマガジンの第6号を配信します!

お時間のある際に、是非ご覧ください✨



子どもたちの想像力が紛争を止める?!「楽しい学びの輪」を更に広げたい】

▶モデル校4校にPCPオリジナル図書室が完成した今、私たちが目指す未来像とは?


PCPではこれまでに、4校のモデル校を選定し、オリジナル図書室*を開設してきました。

*子どもたちの想像力を育むための知恵や工夫がたくさん込められた、PCPオリジナル図書室。詳しくは、第2号第5号メールマガジンをご覧ください!


これまでのキャンペーンメルマガでご紹介してきた公立・アカッド小学校は、最後のモデル校です。

アカッド小学校でPCPオリジナル図書室を開設して約4ヶ月が経つ今、

「想像力を育む学びの場」を広げるための、私たちの今後の展望をお伝えします!


絵本の世界に引き込まれる子どもたち
絵本の世界に引き込まれる子どもたち

Ⅰアカッド小学校のオリジナル図書室で新しいスクールファシリテーターを選定📚


現在はPCPスタッフのEvaさん及びインターンの河﨑樹さんが務めるスクールファシリテーター*。

先生たちや子どもたちに、イラクでは珍しい学校図書室に慣れ親しんでもらうため、

日々さまざまな工夫を重ね、子どもたちが楽しく学べる場を創り上げています。

*第2号メールマガジンより、スクールファシリテーターへのインタビュー記事をご覧いただけます!


スクールファシリテーターのEvaさんと子どもたち
スクールファシリテーターのEvaさんと子どもたち

これまでのモデル校3校では、それぞれの学校の教員がスクールファシリテーターとして、日々子どもたちとさまざまなワークショップに取り組んでいます。

アカッド小学校でも同様に、教員の中からスクールファシリテーターを選定し、

学校図書室の自走につなげます✨


Ⅱドホーク教育局が舵を取り、ドホークの小学校に学校図書室を開設🌟


これまでの詰め込み型教育は異なる、新たな学びのあり方として、

現地の教育関係者に注目されているPCPオリジナル図書室。


今後はモデル校4校をもとに、ドホーク教育局が予算をつくり、学校図書室を設置できるよう、働きかけとサポートを行います!


Ⅲ 想像力と思考力を育てるワークショップを用いた教育をドホークでスタンダードに💡


暗記が中心で、先生の話すことが絶対の授業では、

与えられた問題に対して、一つの「正解」を答えることだけが求められてきました。


しかし、異なる背景を持つ人たちとの「対話」の仕方に「正解」などありません。

紛争後の深い分断が残る社会にこそ、柔軟な思考力や豊かな想像力が必要となるのです。


そこで、私たちは今こそ、自由な発想を膨らませる力や、自ら課題を発見する力を育てる、

ワークショップを用いた教育をドホークでスタンダードとしたいと考えています。


そのために今後は、教員のトレーニングを行います。

新たな教育メソッドの導入に積極的な私立学校で、英語教育に焦点をあてた教員のトレーニングを実施。

これをモデルケースとして、ドホーク教育局と連携しながら、

ドホーク全土への展開を目指します



「武力」ではなく「対話」によって、分断を乗り越えられる社会を創りたい

その想いから、私たちは日々活動に取り組んでいます。



国立・ドホーク大学 紛争予防ワークショップ やってみてどうだった?👂】

▶イラクではまだ馴染みのない「演劇教育」。ワークショップに参加した生徒たちはどう感じたのか、彼らの本音を聞いてみました!


ドホーク大学人文学部の校舎
ドホーク大学人文学部の校舎

全5回にわたり実施した国立・ドホーク大学の紛争予防ワークショップ*。人文学部平和・人権学科の1年生のカリキュラムに導入予定のワークショップを、3年生の授業にて試行する形で行いました。

*第3号メールマガジンにて、演劇的手法を用いた紛争予防ワークショップの背景や、ワークショップの種類・目的を開設しています!


全員で約15名のこの学年は、ほかの学年と比較して勉強に対するモチベーションがあまり高くないと、先生たちは話します。

実際の授業の様子を見てみると、先生の問いかけに対する反応はあまりなく、メモを取る様子も見られません。

また2年間共に過ごしてきた彼・彼女らですが、学生たちの間に心理的な距離があるように感じられました。


そのような中で、私たちは紛争予防ワークショップを通して学生たちの関係づくりや、安心して自分を表現し、他者の表現を受け止められる場づくりに挑戦。


1回目のワークショップでは、全員で輪になり順番に自分の名前を言いながらその場で考えたポーズをとるアクティビティや、他己紹介を通して、

学生たちが互いを知りながら、楽しく参加できる場づくりに努めました。

これまで座学中心の授業を受けてきた学生たちでしたが、少しためらいつつも前向きにワークショップに取り組む姿を見せてくれました


2回目の授業では、全員で輪になり、互いとアイコンタクトを取りつつ、重ならないように1から10まで数えるアクティビティや、

「リーダー」の学生の動きをほかの学生たちが真似、「当て役」の学生が「リーダー」を当てるゲームを行いました。

ワークショップへの参加が積極的であった男性たちに対して、少しためらいがみられた女性たち。しかし、後半のアクティビティで1名が大きな動きを見せたことで、ほかの女性たちの緊張もほぐれていく様子が印象的でした😊


2人1組でお箸を使ってピンポンボールを運ぶゲームや、フルーツバスケット、ジェスチャーゲームを行った3回目の授業。後半には先生が退出し、学生たちとPCPスタッフだけでワークショップを実行しました。

先生が積極的にフランクに話しかけたことで、学生たちも安心したのか、自然な笑いややりとりが生まれました✨

また先生が退出した後も、以前は見られなかった学生たち同士の活発な意見交換が見られた回となりました!


4回目の授業では、椅子取りゲームやチームで一つのお題を演じるジェスチャーゲームを行いました。

前回よりも更に学生たちの活発な交流と意見交換がみられたうえ、

学生たちのみならず、先生も依然と比べて表情がやわらかくなったことが印象的でした!


全4回のワークショップを経て場の雰囲気が和らぎ、学生たちの「発言」へのハードルは、講義形式の授業と比べて大きく下がりました

そこで、5回目の授業の中では演劇というフィクションの世界の中で紛争を設定し、さまざまな対話の手法を実際に試してみてもらいました。


演劇的手法を用いたワークショップのテーマを説明する白板
演劇的手法を用いたワークショップのテーマを説明する白板

テーマは”Lemon Conflict"*。

重い病気を患った祖母と、同じく重い病気を患った妹を持つ2人が、

閉店間際のお店にたった一つ残されたレモンを取り合います。

はじめは「レモンを半分に割れば良い!」と主張していた生徒たち。

実際に演じてみることを通して、客観的・理論的に「正しい」紛争解決の手法が、必ずしも当事者にとって納得のいくものではないことを実感しました。

そこで、もう一度登場人物の背景を考え、話し合いを重ねたところ、

2回目の劇では、当事者双方が納得のいく形でレモンを分けることができました🍋

*Lemon Conlfictについても、第3号メールマガジンで詳しく解説しています!


これまでの授業とは打って変わった紛争予防ワークショップに、はじめて参加した学生たち。


彼・彼女らがどう感じたのか、直接お話を聞いてきました💬

一番人気だったアクティビティは2回目の授業で行った「リーダー探し」ゲーム。一方で、3回目の授業で行ったピンポンボール運びは難しかった!と話していました。

同時に、「ワークショップを通して前より同級生と話すようになった!」「様々なコミュニケーションの手法があることを知った」

「机の上で紛争予防を考えるのと、実際のフィールドで対話をするのには大きな違いがあると感じた」

といった声を得られ、この演劇的手法を用いたワークショップを大学のカリキュラムに導入するというイラク初の試みに、大きな意義を感じています!


現地の教員たちに斬新なアイデアとして受け入れられているこのワークショップ。

正式に人文学部平和・人権学科のカリキュラムに登録されることを目標に、日々尽力しています✨



🌱みなさまへのおねがい🕊️ 細胞さん増強月間、目標達成まであと5名!

▶中東情勢が緊迫している今こそ、足元から「対話」の輪を広げたい


11月末からはじまった「絵本と演劇で紛争を止める ―現場密着キャンペーン―」。

キャンペーンメルマガやイベント、公式LINEの配信を通じて、

PCPが現場で進めるプロジェクトの「今」を、濃く、深く、近く、皆様にお届けしてまいりました!


いよいよ今週はキャンペーン最終週。

そんな中、シリア、イランなどの近隣諸国では人々の対立が拡大し、ここイラク・ドホークもその影響が及んでいます。


かろうじて「平時」の今こそ、足元から平和を創らなければならない。

その想いで、私たちは日々活動に取り組んでいます。


「武力」ではなく「対話」を選び、「対話」の輪を広げる平和細胞に、あなたもなりませんか?

どうか、みなさまの力を貸してください。


ご支援の詳細やお申し込みは以下のリンクからご覧いただけます


最後までお読みくださり、ありがとうございました✨


目標まであと5名!ピースセルサポーター募集中】

イラクにおける絵本と演劇を用いた紛争予防活動は、皆さまの温かいご支援に支えられて続けられております。活動を続けていくためには、みなさまのお力添えが必要です。

ぜひ、ピースセル(平和細胞)のサポーターになってくださいませんか?

以下のフォームより、支援登録フォームにお進みいただけます!

・1000円で良質な現地語の絵本を1冊学校図書室に寄贈

・5000円で紛争予防ワークショップ1回分開催

・50000円で絵本ワークショップ1回分の材料費


 
 
 

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