先日、新渡戸文化高校からご依頼をいただき、演劇的手法を使ったコミュニケーションワークショップを行いました。
1年生130人に対して一度に行うという、かなりハードルの高いものでしたが、ベテランファシリテーターの方々がお力をお貸し下さり、有意義なワークショップを行う事ができました。
90分のワークショップを2週にわたって2日間行い、それぞれの「Happiness」を各チームで作りました。
コロナ禍により多感な中学校生活三年間をマスクで、同級生の顔もわからないまま過ごした学年です。
自分のハピネスマップを作ってチームメイトに共有したり、話し合って共通点を見つけたりして、それぞれのハピネスを作り発表しました。
正解は無いので、どこまでも自由に考えられますが、チームでの作業なので、コミュニケーションを取らないと作れません。ここがこのワークショップの楽しいところでもあり、難しいところです。
3クラス合同でのワークショップだったので、話した事のない人がいるチームが殆どでしたが、多様性を知り、お互いを認め合い、協力して作り上げる事の楽しさを感じてくれたように思います。
『お祭り』『推しのライブ』『二度寝』『お魚定食』『家族』などなど、沢山のハピネスを見ることができました。
振り返りでも、「話し合う事で面白いものが出来た」「自分では思いつかないアイデアが出て面白かった」「体を使って表現する事が面白かった」「お互いの意見を肯定出来た」「みんなの幸せに感じる事が知れて良かった」などの意見が出ました。
先生方からも「とても良いワークショップでした。この時期にこのワークショップを体感した生徒たちのこれからが楽しみです」などのご感想をいただきました。
場所や時間の制約がある中、ご尽力いただいたファシリテーターの皆様、プログラム作りにもお付き合い下さり当日の準備をしていただいた先生方、改めて感謝を申し上げます。 またお力をお貸しいただく事もあると思います。今後ともよろしくお願い致します。
今回、PCPとして日本で行った初めてのワークショップです。 今後も、学校、企業、地域などからのご依頼があれば行いたいと思っています。 ご興味のある方がいらっしゃいましたらPCPまでご連絡ください。
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